2日の箱根駅伝、山登りで見事9人抜きで東洋大を優勝に導いた柏原選手。若干18歳ながら、見事な走りっぷりはもちろん最初から最後まで全く気持ちで負けていない圧巻の芦ノ湖ゴールインでした。

ゴルフの石川選手や昨年の北京オリンピックで活躍した若手の選手たち。その若手を背後から支え、育成している人生の先輩たちの中には「まだ怖さを知らない・・。」などおっしゃる方々も多いのですが、平成の豊かなそして情報に溢れる日本に生まれ育ったこの世代には、なにか違うものを感じます。
いろいろな困難をヒョイヒョイと上手にスマートに越えてゆく感性と身体を備えているように思えるのです。

私たち犬の訓練界でもそのような若い人たちが増えてくることでしょう。人生を少し先に生きているものとしては新しい感性を享受しつつ、且つ自分のこれまでの経験の中で築き上げた感性を伝えて行きたいと想うものです。

本年も宜しくお願いいたします。