Iruma1 Iruma2 航空自衛隊入間基地が保有する歩哨犬権訓練施設。機会があり見学研修に行きました。自衛隊は海上自衛隊が「警備犬」、航空自衛隊が「歩哨犬」として施設や備品の警備のために犬を使用しています。航空自衛隊では昭和38年から歩哨犬制度を運用し、現在では約220頭の歩哨犬が全国各地の基地でそれぞれ任務についています。
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入間基地は歩哨犬の中枢的存在。犬の育成ならびに犬取扱者の指導育成も行います。800名以上の方々がここで訓練を受けました。


日本において使役犬のなかにはまだ民間でそれぞれ育成訓練されている部分があります。自衛隊、警察、東京税関(麻薬犬)のように公の機関が使役犬の制度を定め運用すると、やはり設備や体制規模が格段に違ってきます。社会の中で犬の能力を使おうという動きが高まる中、新たに使役犬の公的機関が誕生してくれればと願うものです。