宮城県亘理郡亘理町へボランティア活動に行きました。(亘理町を選んだのは救助犬出動時に最初に入った現場というのが理由でした。)

Watari

災害ボランティア受付センターは、ちょうど捜索作業をするときに待機場所となった亘理警察署前でした。当時は隣が広場になっていて災害救援車両の駐車場になっていたのですが、そこには仮設住宅が建てられ入居されていました。

12日日曜日とということもあり受付時間の8時30分には200人程のボランティアの方々が集まっていました。外国人の方の姿もあり国内外の善意が感じられます。

受付を済ませるとマッチングという作業があり、それぞれ依頼された現場に移動します。私たちは静岡からいらっしゃったボランティアの方に声をかけて頂き、16名(静岡、茨城、山形、神奈川、宮城と各地から集まっていました。)のグループでお庭の整地、家屋の掃除の活動に参加させて頂きました。


亘理町ボランティアセンターのすごい所は必要な道具がほぼ全部揃っているところです。個人の装備品(長くつ、鉄製の靴底、手袋、マスク、ゴーグル、ヘルメット、飲料水、ウェットティシュなど)や作業に必要なスコップ、ほうき、チリトリ、一輪車、高圧洗浄機などなど貸出が充実しています!!

Nagakutu


Dougu


依頼されたお宅は生存者捜索時救助犬と一緒に歩いた荒浜地区内の一軒家でした。3ヶ月経って車や大きな瓦礫は除去されていましたが、それぞれのお庭には家から出た多くのゴミが積まれていました。

Arahama


Inu_2 


>犬たちも何頭か連れてゆきました。これが結構ボランティアの方々の作業の合間の癒しになっていました。(^^;)

Syuryou


作業は午後3時半で終了します。その後は清掃して返却します。

道具・人員・作業内容報告をチームリーダーが行いすべて終了です。活動体制は良く行き届いている印象をうけました。が、3ヶ月たっても被災者の方が要請を出して1週間待つということがあるそうです。土日はヒトが多くても平日はやはり少ないとのお話も聞きました。

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センターでは活動を終えたボランティアの炊き出しが蔵王町のボランティアの皆さんによって行われていまた。メニューは「カレー」。

Care


カレーの上には「ししゃもの唐揚げ」が・・・・。この組み合わせに地域色を感じました。(^^;)

お世話になりました。