6月30日からクロアチア・サマボールで開催される「IRO第14回救助犬世界選手権」。藤野亜矢&アル(B・マリノア、メス9才)が派遣されることになりました。

犬の9才という年齢は、航空機による長時間の移動や、恐らく40度近くなる気温の中で行なう作業を考えた時に、大変リスクの多い大会出場になると思います。

それでも今回派遣依頼を受け「出場させよう」と決断した理由は、藤野とアルのペアとしての力を世界選手権の場で見てみたいと思ったからでした。
アルは最高レベルの能力を持つ犬ではありません。頭の固いところがありますし、持病も抱えています。また藤野にしてもアルを指導する者として足していかなければいけない点がたくさんあります。
しかしこのペアはお互いをよく信頼しています。アルは藤野に見守られて不器用ながらも一生懸命隠されている人を探そうとします。「心」を共有しているようです。

高い点数を獲得するような結果に繋がらないでしょうが、クロアチアの夏になにかハッとする場面を見れる気がします・・・・。Fujinoaru

応援宜しくお願いいたします。