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4月恒例行事、RDTAの救助犬試験が終了しました。長野県富士見町に開催地を移して4年目、「富士見の救助犬試験」として認知していただけるようになりました(^^)

全国各地より参加頂いています。この試験を通していろいろな方々と知り合えることも大事なことです。

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瓦礫捜索部門B段階の表彰台に上った皆さんのこの笑顔!! 犬とともにひとつの目標を成し得た表情です。この写真は何度見てもほっとします。指導手とともに犬も誇らしげです。

今回は補助審査員として審査の勉強もさせて頂きました。作業を出場者とは別な視点で見ることが出来、大変面白かった。その中で感じたこと!「犬はすごい!!」(改めてですが・・・。)

「仮想被災者捜索」という犬の自主性、判断力と指導手との連携を試される課題の中で、経験を積んだ犬たちがどんどん人を探し当ててゆく姿は圧巻でした。

救助犬という仕事をする犬たちはとかく厳しい訓練が必要と誤解されがちですが、素晴らしい作業をする犬ほど自主性に溢れ、作業に対する喜びが溢れています。その場面では指導手は犬を信頼し、犬の邪魔をしないほんの少しのお手伝いをすれば良いのです。

表彰台に立てた皆さんは充分にその過程を楽しみ、結果に感動されたことでしょう。そして合格に至らなかった皆さん、それはただ道の途中であるに過ぎません。どの犬も驚くような力を持っています。是非その力を目の当たりにして頂きたいと思います。

また夜を徹してこの試験の準備をして頂きました関係者の皆様、本当に有難うございました。大変良い試験が開催されました。この試験は私たちの大きな「指標」でもあります。さらに今後も様々な方々の「指標」であり続ける試験を実施して頂きたいと願います。

(ほんのお礼に・・・・・富士見の満開の桜です。)Rimg1499