本日、寒川小学校で行われた「犬のしつけ教室」。

じつはこれは新たな試みとして、地震などで避難所生活を行うことになったとき、事前準備として飼い犬にも避難所体験させてみようという寒川町、獣医師会主催により「犬の避難所シュミレーション」としてRimg1395 行われたものです。この趣旨に興味をもたれた地域の飼い主さんが多数参加してくださいました。


95年の阪神大震災のときはまだまだ動物たちまで行き届きませんでしたが、その後「飼い犬」「飼い猫」を始め、人と係わっている動物たちの避難生活方法が、各自治体で検討を重ねられています。

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体験開始!まず、避難所(仮)の「受付」を済ませ、犬の名前や性格、特徴を書いた用紙を渡し、獣医さんの健康診断を受けます。

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避難所では人の生活空間と動物の空間が分けられる為、犬たちはゲージやクレートで管理されます。

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初めてゲージにチャレンジする飼い主さんと犬もいました。

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その後に行われた「しつけ教室」。
なにも分からずにいきなり飼い主さんと離れゲージに入ることは犬にとって大きな負担になります。
しかし犬のストレスは、人との信頼関係や経験重ねることにより、ストレスを感じづらくなるということが、科学的にも証明させています。
ただ「可愛いから」「嫌がるから」「可愛そうだから」だけではなく本当にその犬を思い、日頃から取り組むべきしつけや社会性の大切さを感じて頂けた「教室」でした。