神奈川県警による 「神奈川県警察本部嘱託災害救助犬・合同訓練会」が神奈川県内の建物跡地において行われ参加してきました。
この日は「出動チーム訓練」。地下1階、地上3階の建物内に隠された数名の仮想被災者を、リーダーを含む4名と救助犬3頭で組んだ「チーム」として、決められた時間内に捜索するという内容です。
当スクールは、平成19年度の嘱託犬を3頭所有しています。ラブラドールレトリーバーの「たま」、ジャーマンシェパードの「ディナー」、ベルジアンマリノアの「アル」。
犬たちはこもり易い室内の臭気の丹念に嗅ぎ、早い段階で仮想被災者を発見という結果を出すことが多かったのですが、やはり問題を感じることは、指導手の「ここには居ないだろう」と思ってしまう先入観や、すばやく対処しなければならない「複数の事柄」への対応能力です。
まだまだ課題は多く、今回のような「専門家と行う合同訓練会」の回数を重ね、指導手の判断、対応能力を高めてゆきたいと感じました。