3月11日東日本大震災から4年目の日、神奈川県内某所において警察、消防、自衛隊の公的機関が集まり午後9時から午前3時まで夜間救出救助訓練を行いました。

神奈川県警が主催した大変大掛かりな訓練でした。

「ブラインド」と呼ばれる方法で、参加隊員たちには一切詳細を知らされず、まさに実際の出動現場のような訓練です。

傷病者を発見、運搬、トリアージ、どれも隊員たちがその場で判断し実行します。中には担架のまま4~5km運ばれた傷病者役もいました。

ベストアンサーはありません。行ったことを常に検証をし、次のよりよい救出のために繋いでいきます。

4年前、津波を逃れて2階に逃げ込み一命をとりとめた老夫婦を発見したあの気持ちを重ねながら、救助訓練に一身に取り組む隊員の方々との熱い夜でした。

 

20150312_000527