10月8日~15日の一週間の間、ドイツと台湾に救助犬試験の審査員として渡航しました。朝ドイツから帰国しその夜に台湾へ飛ぶというワールドワイドなビジネスマン(!?)みたいな一週間でした。[E:coldsweats01]
ドイツの試験会場はライン川沿いのきれいなスタジアム、「サッカー」と「乗馬」と「ドッグスポーツ」が一緒になった場所です。(日本ではちょっと想像がつかないですね。)
主催のドイツシェパード犬協会(SV)のケルン支部は訓練界では大変歴史と伝統のある支部ですが、救助犬の試験は今回が初めて。会場に来る観客にゲームを提供したり楽しい企画を行っていました。
台湾は村瀬英博国際救助犬連盟公認審査員と伺いました。
台湾は実働を前提に国際救助犬試験を行っています。受験する方々がほとんど消防士、プロの救助部隊の方々です。今回は皆さんの訓練の成果もあり多数の犬が合格しました。
昨年同様、高雄消防局救助犬センターの責任者デビットさんはじめ関係者皆さんの温かい歓迎は本当にありがたく感じます。
また隊員の方々の大変熱心な質問に救助犬育成を始めたころの自分たちが重り、その熱い想いは台湾救助犬の発展の大きな力になると思いました。
世界のいろいろな方々と会い、いろいろな意見を交換できることは「人生の宝物」だと思います。私が留守をしてもしっかりドッグスクールの業務を遂行してくれるスタッフたち、その次の世代の人たちに是非経験をして行ってもらいたいと願うものです。